【Croquis改】モデルの外枠のみエッジをかける方法
まずエッジを抽出するエフェクト「Croquis改」を用意します。
Croquis.xをD&D、X:0、Y:1、Z:0に設定します。
X=法線エッジ、Y=深度エッジ、Z=色差エッジ、というらしいのですが。
なぜかはよく分かりませんが、深度エッジのみ有効にすることで、オブジェクトの外枠のみエッジを効かせることができます。
Yの値を0に近づけていくほど、外枠のみに近づいていきます。
お借りしたモデル
MMDとMMEの疑問点まとめ(随時更新)
MMD関係
モデルはどこから動かせばいいのか
まずはIKを動かすのです。IKを動かせばそこにくっついてる他のパーツも自然についてくるのです。
モデルを初期位置から動かすとカメラ動かしづらい
下メニューの[視点]で[モデル]のチェックをつけてやると、モデルを中心にカメラ動かせます。ボーンをクリックしてからボーンのチェックを入れるとそのボーンを中心にカメラが回ります。
モデル編集のときに照明の位置が変わっちゃう
[表示]→[モデル編集時カメラ・照明追従]にチェック。
カメラ編集してると勝手にモデル編集になる時がある
カメラ編集中に右ダブルクリックするとモデル編集にもどっちゃうみたいです。
全選択してるのにモデルが動かなくなった
さっきまで動かせたのにXYZボタンが灰色になって移動できないよ!ボーン全選択してるのに!→SHIFTでひとつずつ全選択すると何故か動きだします。
髪やスカートを自由に動かしたい
初期状態では髪やスカートは重力にしたがって勝手に動きます。[物理演算]→演算しない、これで髪やスカートのボーンが表示され動かすことが出来ます。
スクリーンにキャラを映したい
スクリーンがあるステージの場合、フォルダ内に同梱して「スクリーン.x」みたいなファイルがあるので、それをMMDにD&Dで読み込ませ、[背景]→ON・モード1(全画面)にすると現在の画面がスクリーンに映し出されます。
オブジェクト系アクセサリ(.xファイル)を動かすには
下メニューのモデル操作を[アクセサリ照明カメラ]にして、アクセサリ操作から動かしたいアクセサリを選択します。そして右にあるXYZボタン上の「local」を2回クリックすると「accessory」となるので、XYZボタン操作で動かせます。
表情が保存できない
キーフレームを動かすと急に真顔になるのは少し面白いです。表情モーフの右上側にある[登録]ボタンをちゃんと押さないとスライダー位置が保存されません。ひとつひとつ必ず[登録]ボタンを押しましょう。
MME関係
急にエフェクトが消えた
AVIファイルに出力したりすると急に特定のエフェクトが消えたりします。謎の挙動なのでこまめにセーブするしかないですね・・・。
影のジャギジャギを滑らかにしたい
[ファイル]→[アンチエイリアス]をかけたり、エフェクトでアンチエイリアスをかけてみましょう。MLAAとo_DLAAでだいぶギザギザが消えました。
あと下メニューの[セルフ影操作]のスライダーを動かしてみるのも効果的です。
うしろにあるオブジェクトやエッジが透けて見える
ひとつずつ非表示させていって原因のモデルやエフェクトを特定し、[背景]→[モデル描画順]や[アクセサリ編集]で順番を変えてみましょう。
髪の影が顔にだけ落ちないんだけど
PMXEで[材質]タブの顔部分を選択し、[セルフ影]にチェック、「Toon:」のところに肌と同じトゥーンマップ(.bmp)を読み込んでやれば、肌と同じように影が落ちます。
読み込み方は右手にあるグレーの四角を押して [ファイル]→テクスチャ読み込み→読み込んだら[変更]。
個別エフェクト関係
ikOverrayのどこを弄れば画面の一部だけ光を差せれるのか
ikコントローラーの表情モーフで、[グラデタイプ]MAX、[合成モード]0.5~0.75、あとはライト強度とデプス感度で調整。デプス感度はスライダーを上げるほど光範囲が狭くなっていきます。
M4Layerでレイヤー分けたのに、エフェクトがその通りにかからない
私もそれで悩んでいます。そういうものだと割り切るしかないんですかねー。上手くかかるエフェクト、かからないエフェクトを自分なりにメモっておくくらいしか・・・。
AutoLuminousで光らせたくない箇所を光らせない方法
①まずエフェクト割当で光らせたくないパーツにoptionフォルダ内にある「full_saturate.fx」を割り当てる。
②次にAL_EmitterRTタブで光らせたくないパーツに「AL_BlackMask.fxsub」を割り当てる。
【初心者向け】MMDの髪にアニメ風ハイライトを入れる方法
ふおお~~!これだけでアニメ感が相当UPするね!
アニメキャラって髪にこういうハイライトがついてますよね。
今回はMMDにこのハイライトをつけるエフェクトを紹介&導入手順を解説します。
金子卵黄さんが配布されている、トゥーン調の髪ハイライトの適用方法を、自分用も兼ねて書き記しておきます。結構複雑なので自分もすぐ忘れてしまいます。
用意するもの
MMEが追加されたMMD
ソフト:PMXエディタ(極北Pのブログの「ダウンロード」にて配布)
テクスチャ:ハイライトセット(金子卵黄さんの動画の配布先リンクから)
髪ハイライト導入手順
金子卵黄さんの説明動画を見て理解できるならば、ここからの説明は見なくていいです!
これから説明する長き工程は、簡単に言うと『ハイライト型のブーメランカッターを前髪に貼り付ける作業』です。
ハイライトを貼り付ける前髪部分を作る
PMXエディタ(PmxEditor.exe)を開き、[ファイル]→[開く]、ハイライトを入れたいMMDモデルのpmx/pmdファイルを選択する。
PmxViewウインドウの「絞」ボタンを押し、絞込み表示ウインドウを出す。
①「反」ボタンで全てのチェックを外し、
②髪のハイライトを表示する箇所、つまり前髪部分にだけチェックを入れる
③すると画面には前髪部分だけが表示される
「頂」「面」が押されている状態で、[編集]→[全てのオブジェクトを選択]すると、前髪部分が真っ赤になると思います。
[編集]→[選択面]→[新規材質へ取り出し]。
これで「新規材質1」という名前の前髪部分が複製されました。
「全」を押して全てのパーツを表示させます。
モデルを確認し、髪がこのように一部表示されていない場合は、Pmx編集ウインドウの[材質]から、一番下にある「新規材質1」の順番を上にあげてやってから、PmxViewウインドウを見ると表示されるようになります。
ハイライトを前髪の前に召喚する
Pmx編集ウインドウから、[ファイル]→[インポート]、先程ダウンロードしてきたハイライトセットの中にあるハイライト.pmxを選択します。追加選択/サイズ調整のウインドウが出るのでそのまま「OK」押します。
[材質]タブの一番下へスクロールすると「ハイライト」が追加されているので選択、[環境色]を分かりやすく赤にしましょう。
[表示]→[TransformView]を選択。TransformViewウインドウが開きます。
モデルの頭上に赤い半リングが現れているはずです。これがハイライトの元になります。
ボーンはハイライトを選択し、操作タブ内のXYZボタンで位置を調整します。MMDの右下にあるXYZボタンと同じ操作方法です。
前髪からすこしスキマを空けて前方に設置します。あとで微調整できるので大体でOKです。
調整が済んだら、[ファイル]→[現在の変形状態でモデル形状を更新]。なにかウインドウがでてきますが、かまわずOK。TransformViewは閉じてください。
ハイライトが赤のままではハイライトにならないので、環境色を白っぽい色にしておきましょう。(後でハイライトの色も変えられるので赤のままでもOKですが)
今度は[表示枠]タブから、Root→ハイライトを右クリック、Indexコピー。したら、すかさず「×」で「ハイライト」を削除してください。
髪→前髪1で右クリック、Indexコピーから追加。一番下に「ハイライト」が追加されていればOKです。
あとは、このpmxファイルを名前をつけて保存します。上書きすると元ファイルが失われてしまうので必ず別名で保存しましょう。
MMDでハイライトをくっつける
やっとPMXエディタでの作業が終わり、MMDでの作業に移ります。
さっき保存したpmxファイルをMMDにドラッグ&ドロップ。
ハイライトセットの中にある「MaskEffect.x」をMMDの中にドラッグ&ドロップ。
右上の[MMEffect]→[エフェクト割当]。
[Main]タブから、pmxを右クリック→サブセット展開。パーツ一覧が表示されるので、一番下の方にある「ハイライト」のチェックをはずします。
次に[MaskRT]タブでも「ハイライト」のチェックをはずし、新規材質1(前髪部分)に[ファイル選択]でハイライトセットの中にある「BlackMask.fx」を選択します。
最後に[MaskTargetRT]タブで「ハイライト」を選択→[解除]、エフェクトを(none)にします。これでエフェクトの設定は完了です。モデルの前髪にハイライトが貼り付けられているはず。
ハイライトのボーン操作はこの四角いヤツをつまめば自由に移動・回転できます。
表情操作の[その他]に「ハイライト左・ハイライト右」という項目が追加されます。このスライダーをMAXにすればハイライトの端を尖らせることができます。
以上でハイライト追加までの手順解説終了です。お疲れ様でした!
まとめ
異様に長ったらしい記事になってしまいました。
このように導入手順が複雑で面倒なので、金子卵黄さんはハイライトセットを改良しハイライトセットv2を作りました。こちらは導入がとても簡単です。
やはりこのアニメ調ハイライトは、トゥーンシェーダを適用したモデルにこそ似合っていると思うので、今度はトゥーンシェーダについてもうすこし突っ込んだ記事を書きたいと思います。
【超初心者向け】MMDをトゥーン(アニメ風)にしてみよう
MMDをやってたら一度は手をだしてみたい「トゥーン」。
要は3DのMMDなのにアニメっぽく見えるアレのことです。
でもトゥーン化って難しそう・・・
しかし!2018年の今ならば!偉大な先人たちが開発した、トゥーンをお手軽に実現できるツールが公開されています!これをありがたく使わせてもらいましょう。
というわけで超初心者向け企画、第二段!
『とりあえずトゥーンを体験してみよう企画』~!!
にがもん式霊夢を簡単にトゥーン化しよう
lessさんが配布している「かっつりトゥーンシェーダ」を適用すれば、にがもん式霊夢が簡単に美しいトゥーン霊夢に!ワーオ!
今回はこのトゥーンな霊夢を眺めるために必要なもの・手順を誰でも分かるように解説していきます。
用意するもの
MMEを追加したMMD
モデル:にがもん式霊夢(DLパスワード・解凍パスワードあり)
エフェクト:かっつりトゥーンシェーダー
導入手順
ダウンロード・解凍した霊夢のpmxをMMDにドラッグ&ドロップ。
MMD右上のMMEffectから「エフェクト割当」を選択します。
霊夢のpmxを選択してから、「ファイル選択」を押します。
先程ダウンロードした、かっつりトゥーンシェーダー(ToonDX)の中に入っている「服.fx」を開きます。すると・・・
おー!影がかっつり入りました。
次に、顔・肌・髪にも個々にシェーダを適用していきます。
霊夢のpmxを右クリック、「サブセット展開」を選択します。すると、身体のパーツ一覧が出てきます。
肌パーツなら肌.fx、髪パーツなら髪.fx、顔パーツなら顔.fx。
さっき服.fxを適用したのと同じ要領で、それぞれのパーツにシェーダを適用していきます。すると・・・
トゥーン霊夢だーーーーー!!
※このシェーダは、にがもん式霊夢モデル用にセッティングされているので他のモデルに適用しても上手く表示されたりされなかったりします。
まとめ
えーと、こんな説明でお分かりいただけたでしょうか。今回はとりあえずトゥーンを体験するための最低限の設定を解説しました。
もっとトゥーンを極めたい!!という方は付属のreadme.txtを読んだり、他の解説動画や解説ブログなどを参考にして頑張ってみてください!
おすすめ参考記事
「かっつりトゥーンシェーダ」についてもっと知りたい人向け▼
【超初心者向け】MMDを光らせて眺めてみよう
MMDを全く触ったことがないけど、なんかそれっぽいことやってみたい超初心者のための初心者による解説記事。これを読めば誰でもそれなりにできるようになる!はず!
というわけで初心者向け企画第一弾!
『とりあえずミクちゃんを光らせて眺めてみよう企画』~!
まず用意するもの
MMEをインストールしたMMD
まずはMMD(モデルを動かすソフト)にMME(エフェクト効果を付与するソフト)を追加しましょう。こちらの解説記事がとてもわかりやすいです。これが一番大変かも…
MMDモデル:Tda式初音ミク・アペンド
Tda式初音ミク・アペンドは最初から発光できるようにプログラムされているので、AutoLuminousというエフェクトをいれるだけで上の画像のようにアクセサリーが光りだします。
MMEエフェクト:AutoLuminous4
MMEエフェクトであるAutoLuminous4は、モデルやステージにあらかじめ光るようにプログラムされた箇所を光らせてくれるエフェクトです。
配布先はこちらのOneDriveから、Effectsフォルダ→AutoLuminous4.zipです。
導入の手順
ダウンロードしてきたTda式アペミクのモデルデータ(Tda式初音ミク・アペンド_ver1.10.pmx)をMMDにドラッグ&ドロップ!ドン!
次にダウンロードしてきたAutoLuminous4のエフェクトデータ(AutoLuminous.x)をMMDにドラッグ&ドロップ!すると勝手に背景が黒くなります!
そしたら下の方にある「モデル操作」ってところのメニューで【カメラ・照明・アクセサリ】を選択します。
あとは同じく下の方にある「アクセサリ操作」ってところのメニューで【Si】の値を「5」にして「登録」を押すと・・・
ピッカアアアアアアア!!!うわあああああああ光ったあああああああ!!!
右クリックでつまんで回転させたりして心ゆくまで眺めまくりましょう。
グリッド線が邪魔な場合は右上の「座標軸」を押せば消えます。
小技いろいろ
照明を暗くする!
下にある「照明操作」で赤青緑のスライダーを左に動かせば照明が暗くなります。これで発行箇所がきわだって一層美しいですね。
もっと光らせる!
先程いじった「アクセサリ操作」の【Si】の値を上げると、より輝きが増します。ビッカビカなミクちゃんも可愛いですね。
点滅させる!
同じく「アクセサリ操作」の【Rz】の値を変えると点滅させることができます!スゴ!
モヤーンとした点滅は正の値(0以上)、メリハリのきいた点滅は負の値(0以下)を入力します。
そして数値が0に近いほど、点滅速度は上がります。上のGIF画像のモヤーン点滅はRz:1.5、メリハリ点滅はRz:-1.5を入力しています。繁華街のネオンみたいでステキ!
他のTda式アペンドも!
こういう系のMMDモデルを「アペンド」と呼ぶそうで、ミクちゃん以外にもいろんなアペンドMMDモデルたちが公開されています。アペンド娘は大体みんな発光処理がされてるのでAutoLuminousと一緒に読み込むだけでピッカピカになります!はぁ~ため息が出る程に美しい・・・。
まとめ
いかがだったでしょうか。たぶん一番大変なのはMMEの導入だと思いますが、そこさえ乗り越えればこんな簡単に可愛いミクちゃんを眺められるんです。
MMDに触ったことがない人も是非チャレンジしてみてください。
MMDモデル:結月ゆかり【純・穏・凛】比較
結月ゆかりのMMDモデルはたくさん公開されておりますが、中でも個人的に大好きなモデルがこの「ままま式結月ゆかり」です。クオリティ高すぎるでしょこれ!!
結月ゆかり公式MMDモデル【純】
出典:結月ゆかりMMDモデル無料配布中! / VOCALOMAKETS
結月ゆかり公式MMDモデル「純」はこちらで無料配布されています。
非商用利用ならばクレジット表記不要で自由に利用できますし、常識的範囲内モデルの改変も可能です。なんと懐の広い・・・。
結月ゆかりの改造モデル【穏・凛】
「純」モデルを元に、アラン・スミシーさん/あひる@anatroccoloさんが改造したモデルが「穏・凛」です。
どっちも可愛いなチクショウ!
「純」と「穏・凛」の違い=エッジの有無
「純」と「穏・凛」の一番の違いはエッジ(輪郭)のついてる箇所ついてない箇所が違うところだと思います。
特に気になるのが髪のエッジです。
純の髪には黒いエッジがあったりなかったりしますが、穏・凛は髪の束にしっかりとエッジが描かれています。
これをどうにかして両モデルのエッジの有無を合わせたいと思っているのですが。。。
ググったけどやり方が全然わかんない!!
PMXエディタというソフトをダウンロードして純のエッジを全て有効にしているのですが、エッジが出てきません。うーん、これはお手上げ。